11-5. M199培地とは:細胞を育てるための栄養液
M199培地は、細胞培養に使う培地。ポリオウイルス成分は細胞を使って作るので、製造工程に培地が関わる。
| 培地に含まれうるもの |
役割 |
| アミノ酸 |
細胞がタンパク質を作る材料 |
| ビタミン |
細胞内酵素反応の補助 |
| 塩類 |
浸透圧・電解質環境の維持 |
| 糖 |
エネルギー源 |
| 緩衝成分 |
pHの維持 |
最終製品中のM199培地は、ゴービック0.5mg、クイントバック0.9mg。培地名が怖く見えるけど、意味としては「製造工程由来の微量成分」。
体に入る時に見る点は、培地が細胞を育てる「環境」として使われたあと、精製で減らされ、最終製品ではmg未満〜1mg未満の残存量として管理されていること。培地そのものが体内で増えるわけではなく、含まれうるアミノ酸、糖、塩類、ビタミンなどの微量混合物として扱う。
出典: S2, S3