この章では、成分表を読むための地図を作る。専門単位は、食品の重さと単純に足し算しない。
有効成分、添加剤、製造工程由来成分を分けて、量と役割で読む。
成分表は、名前の印象だけで読むと怖くも安心にも振れやすい。ここでは「分類」「量」「単位」「投与経路」を順番に見る。
成分名だけで判断しない。 名前だけ見ると、どれも怖く見えやすい。
ここで見たいのは、
5種混合にはいろいろ入っている。でも全部が同じ意味ではない。
「入っている」だけで止まらず、「何のために」「どれくらい」「体でどう扱われるか」まで見る。
成分表は、役割で分けると読みやすい。
名前が怖いかどうかではなく、役割と量で見る。
成分表には、性質の違うものが並ぶ。
全部を「添加物」と一括りにすると分かりにくい。分子の種類で、体の扱い方が変わる。
成分量は、数字だけ見ると怖くなりやすい。
食品や環境曝露との比較は、量だけでなく、入る場所、速さ、分子の形を合わせて見ないとズレる。
同じ物質名でも、体に入る経路で意味が変わる。
「食品にもある」「環境にもある」だけでは十分ではない。ワクチンでは筋肉注射として、量と局所反応を見る。
タンパク質は、ただの重さだけでなく形が大事。
トキソイドや百日せき抗原はタンパク質。だからpH、温度、安定化成分の話が出てくる。
出典: S2
出典: S3
専門単位は、一般の食品量とは直接比較しづらい。
成分表で出る単位。
単位が違うものを足し算しない。トキソイド、ポリオ抗原、Hib糖は測り方が違う。
Lfは、トキソイドの量をタンパク質の重さだけで見ていない。
トキソイドは「何グラム入っているか」だけでなく、「抗体が毒素の形として認識できるか」が肝になる。
DUはD-antigen unit。ポリオウイルス粒子のうち、免疫が認識する形がどれくらいあるかを見る単位。
「不活化ポリオが入っている」と聞くと怖いけど、ここで見ているのは増殖するウイルスではなく、免疫に見せる抗原の量。
「不活化」は、感染性を落として抗原の形を見せるという意味。
Hib成分は、製品により表現が少し違う。
どちらも、乳児がHibに対する免疫記憶を作りやすくする「結合型」の考え方。
出典: S2, S3