この章では、結論を急がず、不安の中身を先に分解する。分けることで、後の章で見るべき材料がはっきりする。
欲しいのは「どっちを信じるか」ではなく、 自分たちで納得できる材料。
赤ちゃんに何かを入れる話なので、怖いのは自然。
特に5種混合は、名前だけで「5つも混ざっている」と見える。 そこに添加物、アルミ、ホルムアルデヒド、アナフィラキシー、自閉症、mRNAワクチンの記憶まで重なる。
ここで雑に「大丈夫」と言われると、むしろ不信感が強くなる。
だから最初に、不安を否定しない。 ただし、不安の中身は分解する。
5種混合への不安は、だいたいこの5つに分かれる。
「混合が怖い」は、かなり中身のある不安。 だから、まとめて処理しない。
「政府が言うから信用できない」も、ひとつの感覚ではない。
信頼するかどうかの前に、どの資料で何が確認できるかを見る。
SNSの怖い投稿は、心に刺さりやすい。
体験談を切り捨てる必要はない。 でも、体験談だけでは分母が見えない。
公的資料は、反対派向けに丁寧に書かれていないことが多い。
だからこの資料では、公的資料の数字をそのまま置くだけでなく、家庭の言葉に戻す。
判断の前に、「どんな情報なら考えが変わるか」を決めておく。
「何を見ても変わらない」状態だと、資料を読んでも疲れるだけになる。
家庭内で決めるなら、判断材料から外したいものもある。
結論より先に、問いの立て方を整える。
この資料で追う問いは、かなり具体的にできる。
ここまで分けると、話し合いが少し現実的になる。
すごく怖いことでも、データ上はかなり稀なことがある。 逆に、日常的にありそうなことでも、乳児では重くなることがある。
感覚は入口。 最後は、数字と仕組みと家庭事情を合わせる。
この段階では、打つ・打たないを決めない。
決めるのは、見る順番。
この順番なら、話が混乱しにくい。